ozawaのブログ

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Win10をgrubでブート

始めに

久ぶりの更新です。
今回の内容はGrubを使ってwin10をブートさせます。

毎回、設定するたびにやり方をいろいろググるのが面倒になったので、手順のメモを残します。

手順

目標は、LinuxGrubからWin10のブートができるようにします。
前提として、今回はLinuxWindowsがインストールされているHDDは別であるとします。(デュアルブートでもいけると思いますが)
また、今回はCentosです。

まず初めに、lsblkでブートローダが入っているパーティションを確認します。

% lsblk

f:id:d-ozawa940:20170701040256j:plain

上記の場合だと、sda/sda2にブートローダが入ってます。

自分の場合は、Win10のブートローダが入ってるのは100MBのパーティーションでした。
そして、次のように/etc/grub.d/40_customを編集します。

$ sudo vim /etc/grub.d/40_custom


menuentry "Win10" {
set root=(hd0,2)
chainloader /EFI/Microsoft/Boot/bootmgfw.efi
}

ここで注意なのが(hd0,2)の部分で、最初の0がデバイス番号を表し、次の2がパーティションを表していて、デバイスはsda, sdb..が0, 1, ….となるのに対して、パーティションはsda1, sda2, …が1, 2, ….となっています。

編集した後は下記のコマンドを打ち、grub.cfgと呼ばれるgrubの設定を更新します。
この時、ディストリビューションやブートの仕方によって場所が違うので要確認。

# Centosの場合
% grub2-mkconfig -o /boot/efi/EFI/centos/grub.cfg

# UEFIモードの場合
% grub-mkconfig -o /boot/efi/EFI/GRUB/grub.cfg

# 上記以外  
% grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg  

最後に再起動して、確認する。