Win10をgrubでブート
始めに
久ぶりの更新です。
今回の内容はGrubを使ってwin10をブートさせます。
毎回、設定するたびにやり方をいろいろググるのが面倒になったので、手順のメモを残します。
手順
目標は、LinuxのGrubからWin10のブートができるようにします。
前提として、今回はLinuxとWindowsがインストールされているHDDは別であるとします。(デュアルブートでもいけると思いますが)
また、今回はCentosです。
まず初めに、lsblkでブートローダが入っているパーティションを確認します。
% lsblk
上記の場合だと、sda/sda2にブートローダが入ってます。
自分の場合は、Win10のブートローダが入ってるのは100MBのパーティーションでした。
そして、次のように/etc/grub.d/40_customを編集します。
$ sudo vim /etc/grub.d/40_custom menuentry "Win10" { set root=(hd0,2) chainloader /EFI/Microsoft/Boot/bootmgfw.efi }
ここで注意なのが(hd0,2)の部分で、最初の0がデバイス番号を表し、次の2がパーティションを表していて、デバイスはsda, sdb..が0, 1, ….となるのに対して、パーティションはsda1, sda2, …が1, 2, ….となっています。
編集した後は下記のコマンドを打ち、grub.cfgと呼ばれるgrubの設定を更新します。
この時、ディストリビューションやブートの仕方によって場所が違うので要確認。
# Centosの場合 % grub2-mkconfig -o /boot/efi/EFI/centos/grub.cfg # UEFIモードの場合 % grub-mkconfig -o /boot/efi/EFI/GRUB/grub.cfg # 上記以外 % grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
最後に再起動して、確認する。