Neovimへの移行
はじめに
ブログを開設してから時間が経ってしまいましたが、ようやく初投稿です。
今回のテーマは「Neovimへの移行」になります。
元々、Neovimにはさほど興味がなかったのですが、Shougoさん(Vimプラグイン開発者)がDenite.nvimというプラグインを開発していたのを知ったため、Neovimに移行してみてDenite.nvimを使ってみよう!となりました。
Neovimとvimの相違点は2015年のモノですが以下のサイトで確認できます。
NVim と Vim の相違点
書いた内容はググれば他に出てくる程度のことなので期待できるほどではないですが、よろしくお願いします。
Neovimのインストール
ここにインストール手順があります。
自分はArch linuxなので以下のコマンドでインストールしました。
sudo pacman -S neovim sudo pacman -S python2-neovim python-neovim
NeovimはXDG Base Directory Specification(ユーザ個別の設定が書き込まれるディレクトリ)をサポートしているみたいです。 よって、.zshrc(または.bashrc)にXDG_CONFIG_HOMEのパスを追記します。
% vim ~/.zshrc export XDG_CONFIG_HOME=~/.config
次に、Neovimの設定ファイルであるinit.vimを作成します。
.vimrcのシンボリックリンクを貼るとneovimとvimで設定ファイルを共有できますが、設定の部分でそのままだとエラーが出るので個人的にコピーがおすすめです。
ln -sf .vimrc $XDG_CONFIG_HOME/nvim/init.vim または cp .vimrc $XDG_CONFIG_HOME/nvim/init.vim
移行は以上で完了です。
NeovimのGUI開発が待ち遠しい...
ちなみに、nvimで呼び出せます。
% nvim
次回は、dein.vimやdenite.nvimについて投稿していきたいと思います。
注意
- 設定
.vimrcのclipboardの設定でautoselectを入れている場合はエラーが出るので消します。 Neovimでは、encodingがutf-8に統一されたためencodingもコメントアウト。
% vim $XDG_CONFIG_HOME/nvim/init.vim -set clipboard=unnamed,autoselect +set clipboard=unnamed -set encoding=utf-8 +"set encoding=utf-8
- tmux上のカラースキーマ
NeovimではTERMを設定しないとtmux上でカラースキーマが反映されないようなので、.zshrc(または.bashrc)にTERMを追記します。
% vim ~/.zshrc export TERM=xterm-256color