Windows10でサインインが異常に遅くなる問題の備忘録
はじめに
本件は備忘録として残します。
事象
windows10でサインインがある時から以上に遅くなり、5分以上かかるようになりました。
原因
色々原因を探ると、C:\Users\<USER>\AppData\Local\Temp
フォルダー配下が100GB近い容量に膨れ上がっていました。
どうやら、Windows10はTempフォルダーが肥大化するとサインインが遅くなる仕様のようです。
そのTempフォルダーを調べると、DismHost.exe
という謎のアプリケーションを含んだUUIDのようなランダムなフォルダーが大量に存在しました。
根本原因
下記のサイトがヒントになりました。
このDismHost.exe
というアプリケーションはSilentCleanupと呼ばれるwindowsの一時ファイルを削除するタスクスケジューラによって作成されるようです。
タスクスケジューラのログを見ると私の場合は失敗していたので、もしかしたら、このSilentCleanupが失敗して一時ファイルが削除されずに蓄積され続けたと考えています。
解決方法
まず、サインインの遅延の原因となっているC:\Users\<USER>\AppData\Local\Temp
配下のデータを全て削除しました。
これで、私の場合はサインイン遅延は解消されて、5分以上かかっていたサインインは30秒程度になりました。
次に、一時フォルダーを圧迫していたSilentCleanupを無効化しました。
これでTempフォルダーの容量の肥大化は軽減出来ると考えています。